子供のADHDと対処法についての意見

子供のADHDと対処法についての意見

 

子供のADHDと対処法についての意見 | どうすればいい?大人のADHD

 

ADHDの人は子供時代、学校環境において最初の「つまづき」をおぼえます。

 

■子供時代のADHDの代表的な症例

・宿題をしてこない
・授業を聞かず、ボ~としてる
・片付けが出来ない
・騒いでいけない場所で大声をあげる
・突然、級友に暴力をふるう

 

ADHDの子供は周囲から問題児として扱われ、本人もその苛立ちから深く傷つき、さらなる負のスパイラルにおちいってしまうことは想像に難くありません。

 

問題行動の背景にはやはりADHDがあることを理解する

 

ADHDの子供に話を聞いてみると、その行動をとった理由というのがあることがわかります。
なにも無意識でやってるわけではないのです。

 

例えば、
授業中に急に立ち歩いたのは、部屋の外に気になったものが飛んでたから..。
人に暴力をふるってしまったのは友達に言われたことを思い出してしまったから..。

 

といった具合に理由そのものはきちんと存在しています。
しかし子供の場合、そのことを自分の言葉で上手に説明する術を持ってないのが問題なのです。

 

つまるところ、子供がおかした問題行動に対してはそれを理解する能力を持った大人が事前に察知し、相応に対処しなくてはならないのです。

 

ADHDの子供の思春期を考える

 

学校環境でうまくいかなかった子供はまず学校そのものを嫌いになります。
学校が嫌いになれば当然勉強も嫌いになるし、授業も遅れがちになります。

 

他人(同級生)が出来てることが自分に出来ないという感覚は嫌なもの。
やがては劣等感を抱くようになり、疎外感を感じたまま思春期を迎えることになってしまいます。

 

 

自分が欠陥人間だと思った子供はその不安や苛立ちを外部に向けるようになる

 

 

人は一人では生きていけません。

 

子供にとってもそれは同じで、思春期に学業がついていけなくなると、自分と同じく素行の悪い友人と付き合うようになり、しいては家庭暴力や近隣トラブルへと発展する可能性があります。

 

この考えは決して突飛なものではありません。

 

行動の原因はADHD、子供のせいではないことを伝えることの重要性

 

ADHDの子供の多くは「理解する能力」はキチンと備わっています。
ただ、自分の行動特性を知りつつも、それが本人の意思で治すことが困難なのです。

 

治したくても治せないという事情がある以上、親や先生はそのことを理解し、むやみ本人の努力不足だと叱咤したりするには避ける必要があります。

 

大事なのは、年齢に応じてじっくりと説明をしていくこと。
そして、子ども自身が「自分はADHDだから気をつけなければならないんだ」と自覚出来る方向に持っていくことが望ましいのです。

 

他人のADHDと思われる子供にはどう接したらよいか?

 

・怒る場合は、しばらく間をあけて悪い行動だけを注意する。人格を否定するようなことはしない。
・子供を叱るのに暴力は振るってはいけない。暴力はトラウマ等の二次障害を生むきっかけとなる。
・忘れたことを叱るより、忘れなかったことを誉める。出来ないことよりも、出来たことを誉めるようにする。

 

まとめ

 

子供の場合、少々騒いだり落ちつかなかったりするのはある意味普通のこと。すぐさまそれがADHDでないか?と決め付けるのは早計です。

 

どうしても治らない癖がある..
口で注意してもおさまらない行動がある..
突発的な動作が多すぎる..

 

等の条件を満たした場合、やはり専門医に診てもらい、子供が本当にADHDであるかどうかの判断を下してもらわなくてはなりません。

 

そしてそこから、その後の教育方針、教師への相談、生活環境の配慮等を整え、子供の優れた部分(長所)を伸ばしていくよう指導していくのが望ましいと言えるのです。

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