大人になったらADHDは治るのか?

大人になったらADHDは治るのか?

 

ADHDという言葉が世に知れ渡るにつれ、自分もADHDではないか?と疑問を持つ人が増えたそうです。

 

これが良いことなのか悪いことなのかは別にして、おそらく多くの人の場合は脳の気質的な障害からくる本来のADHDではなく、あくまで性格的な傾向に過ぎないと思われます。
それだけに、ADHDという障害は特殊なものなのです。

 

関連リンク:
ADHDとは具体的にどういうもの?
ADHDの簡易診断テスト

 

大人のADHDの問題

 

ADHDの人は、その特性から幼少時期から『問題児』として扱われてしまうケースが多いですが、成長するにつれて突然騒いだり、大声を張り上げたりするといった行動は徐々になくなってくることは報告されています。

 

つまり、成長するにつれてある程度は社会に順応できるようになる人が大半であるということです。

 

では、大人になったらADHDは治るのか?といったらまた話は別。
これは別ページでも書きましたが、ADHDは脳の機能的な障害なので特性そのものは消失するわけではありません。

 

大人になったらADHDは治るの? | どうすればいい?大人のADHD

 

ADHDによくある特性、多動性や衝動性といった症状自体は依然として残り続けてしまっているのです。
このことが、大人になって発覚したADHDの人にとって社会が不自由に感じられる最も大きな要因なのです。

 

大人のADHDの症例

 

・集中力の無い
・忘れ物が多い
・ケアレスミスが多い
・衝動的な発言
・暴力的行動

 

基本的な症例は子供のと同じですが、大人の場合だとその症例もまた違った形で現れることがあります。

 

例えば、

 

椅子に長時間座ると貧乏ゆすりを激しくする..といった多動性。もしくは常に手足をソワソワさせてるといった症状。
子供のような突発的な行動は少なくなりますが、かわりに衝動買いや散財癖、絶えず動いてないと気が休まらないといった形で症状が表面化していきます。

 

そして、なにより問題なのは大人であるにも関わらず、それらの症例を自分でコントロールするのが難しいということです。

 

大人になってから治療することは可能なのか?

 

そもそも大人になってからADHDが発覚するというのは稀でして、幼少期からその特性があったのに気付かないまま大人になってしまった..というのが大半かと思われます。

 

なので、こう言うのもなんですが、
一番大事なのは幼少期からのケアと治療だったということになります。

 

大人になってからADHDを意識した人は、その特性から社会生活で評価を下げられてしまってることも多く、それに伴って他の精神疾患(鬱など)を発症してしまってることが度々見受けられます。
つまり、自分がADHDでないか?と疑問を抱いたとしても、実際は別の病気だったりする可能性があるのです。

 

ADHDは発達障害のなかでもわりと近年になって見直されてきた障害。
それだけに正しく診察をしてくれる機関は決して多くはありません。

 

治療をするにはまず診察を受けるのは当然のこととして、そのためにはADHDであるかどうかを正確に診てもらえる医者(病院)を探す必要があるのです。

 

はっきり言えば労力も手間もかかります。
しかしながら、子供と違って親によるフォローがないのだから自分で自発的に行動しなければ解決にはならないのです。

 

 

以上、大人になったらADHDは治るのか?はここまでです。

 

ADHDは脳の気質の問題であると書いたとおり、それだけに大人になってからその特性を一から矯正するのは難しいのが現状です。
まずは正しく診断を下してくれる病院を探し、その上で自分の特性に合った環境を作り、しいては生活スタイルそのものを見直すことが症例改善に繋がるのだと思います。

スポンサーリンク