ADHD以外の発達障害について

ADHD以外の発達障害

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)は発達障害の一種ですが、発達障害はADHDの他にもいくつか種類が存在します。
このページでは代表的な発達障害と症例を解説してみたいと思います。

 

アスペルガー症候群

 

アスペルガー症候群は対人関係が苦手、一つのことにこだわり執着心を持つ..といった症例が顕著に見受けられる発達障害です。

 

総じてコミュニケーション分野の能力が不十分なのが特徴。

 

知的水準においては通常もしくは高水準の人も珍しくなく、かつ言葉の遅れはないので、その点についてはADHDと似ています。

 

ADHDと決定的な違いといえば、アスペルガーの人は「相手の気持ちを理解するという能力」が決定的に劣っている点でしょう。
アスペルガーの人は他者への共感や賛同する意思が少なく、社会への繋がりにおいてもADHDとは比べものにならないくらい希薄な感情で接してるように思われます。

 

■アスペルガー症候群の特徴

 

・コミュニケーションが極端に苦手
・知的水準は普通、もしくは高い
・人の気持ちがうまく理解できない

 

LD(学習障害)

 

LD(学習障害)は特定分野の学習や作業に困難が見受けられる発達障害です。

 

障害の範囲は広く、文章を読むのが苦手だったり、計算するのがダメだったり、人とうまく話すことができないなど様々です。

 

一見すると知的水準の遅れがあるか?と思われがちですが、その水準はむしろ高いことも多く、専門分野に対してとなると普通の人以上に成果を上げることも珍しくありません。
ちなみに、アインシュタインやハリウッド俳優のトム・クリーズもLDではないか?とされています。(真偽は定かではありません)

 

ただ、幼少期においては学習が困難なために学校の授業で遅れを伴いそのまま大人になってしまうケースもあります。

 

■LD(学習障害)の特徴

 

・特定の作業や学習が困難
・知的水準は普通、もしくは高い

 

自閉症

 

自閉症は我々にとってもっともよく耳にする発達障害ではないでしょうか?

 

特徴としては、

 

①対人関係が難しい
②言葉の遅れがみられる
③特定のものや行為に強い執着心を持つ

 

などがあげられます。

 

アスペルガー症候群と自閉症は似通っていて、広義にはアスペルガー症候群も自閉症の一種とする専門家もいます。
たしかに対人関係が苦手で強い執着心を持つという点ではアスペルガー症候群と自閉症は症状が似ていますね。

 

ただ、アスペルガー症候群と自閉症の大きな違いは自閉症の場合、知的水準の遅れが伴っていることが見受けられる点でしょう。

 

■自閉症の特徴

 

・アスペルガー症候群に近い症状
・物事に執着心をもつ
・知的水準におくれが見受けられる

 

✴︎

 

以上、ADHD以外の発達障害の紹介でした。

 

発達障害は大別すると、アスペルガー症候群、ADHD、LD、自閉症とに分けることが出来ますが、単一症状で現れる場合と複合症状として現れる場合があります。
(特に学習障害とADHDは幼少期の学習において遅れが見られることから判断が分かれがちです)

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